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アパレル店員働くなら?百貨店・路面店どちらがいいの?メリット・デメリットをご紹介

 

アパレル店員が職場として働くことが多い「百貨店」、「ファッションビル」、「アウトレットモール」、「ショッピングモール」といった「テナント店」。

ブランドやメーカーが大きな通り沿いの店舗を借りている「路面店」や「直営店」。

 

アパレル店員として【テナント店】と【路面店】働くならどちらがいいのか?

迷う人もいると思います。

 

百貨店などの【テナント店】、ブランドの【路面店】どちらにもメリット・デメリットがあります。

どちらの職場でも働いたことがある筆者が【テナント店】・【路面店】のメリット、デメリットについてご紹介します。

 

百貨店・ファッションビルなどのテナント店で働くメリット・デメリットとは?

 

アパレル店員として働く割合として多いのが「百貨店」・「ファッションビル」・「アウトレットモール」・「ショッピングモール」といった【テナント店】。

百貨店などのテナント店で働いて筆者の感じたメリット・デメリットをご紹介します。

 

■メリット

集客がある

交流が広がる

 

■デメリット

百貨店・ファッションビル・ショッピングセンターの商業施設の入居施設のルールに従わないといけないので自由度が低いことも

スタッフの人数が少ないと休みがとりずらい

隣の店舗、向かいの店舗が売れているとストレスがたまる

 

 

百貨店・ファッションビル・アウトレットモール・ショッピングセンターといった商業施設は路面店にはない集客力があります。

路面店ではブランドを知らないお客様は入店しずらい傾向です。

テナント店では自身が勤めるブランドを知らなくても百貨店などの商業施設の集客力の高さから幅広い年齢層の新規のお客様を獲得しやすいメリットがあります。

 

百貨店などの商業施設のテナント店は、ほかにも多くのテナント店が入っています。

働いているうちにほかのテナント店との交流も自然と多くなります。

ほかのテナントのスタッフと仲良くなるのが煩わしいと感じるかもしれませんが、新たな出会いもあり情報交換もできるメリットがあります。

 

デメリットとしてあるのがテナントとして入っている百貨店などの入居のルールに従わないといけないこと。

 

例えばわかりやすいのが髪の色。

路面店・直営店ではブランドのコンセプトに合っていれば髪の色・メイクなどの指摘は受けませんが、百貨店などでは派手な髪色はNGなこともあります。

テナントで入っている商業施設のポイントカードの入会やルールを覚えるのも大変です。

 

筆者がテナント店で入ってて嫌だったのが「隣の店舗」・「向かいの店舗」が忙しいのに自身の店舗が暇なとき。

もちろん反対な状況もありますが、自身の店舗が売れていないのに周りの店舗が売れていくのが目に入る。

自身が接客したお客様が向かいの店舗で購入しているといった光景を目にするとストレスがたまりイライラしたのを思い出します。

 

もうひとつはスタッフの人数。

商業施設のテナント店ではスタッフの人数が2人、3人と少ないところがあります。

スタッフの人数の店舗の総数が2人、3人だと誰かが連休となると必然と自分が連勤になります。

連勤も辛いですが、ほかのスタッフのことを考えると連休のとりづらさがありました。

気を遣って5連休などの大型連休が取得しにくく、海外旅行には行きづらく、旅行に行っても帰ってきた次の日から仕事とストレスを感じることがありました。

 

直営店・路面店で働くメリット・デメリットとは?

 

ブランドやメーカーが大きな通りなどに店舗を借りる「直営店」・「路面店」のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

■メリット

ご来店されるお客様の多くはブランドを知っている。目的買いも多く購買率が高い

服装・髪型の自由度が高い

他の店舗の売れている光景を見ずに済む

 

■デメリット

集客が低いことも

販売目標が高いことも

 

 

直営店・路面店でご来店されるお客様はブランドに興味を持っている、知っている人が多いので購買につながりやすい傾向です。

「このブランドのこの商品が欲しい」ということで、ほとんど接客せずに売れることもあります。

しかし知名度の低いブランドだと厳しい傾向です。

 

筆者は購買につながりやすいケースにもメリットを感じていましたが、他の店舗の売れている光景を見ずに済むというのもメリットに感じました。

上記でもご紹介したように自分が接客したお客様が他の店舗で購入、暇なときに他の店舗が忙しいという光景は悔しくてストレスがたまります。

悔しい光景をわざわざ見なくて済むというのは筆者はメリットのひとつと感じます。

 

直営店・路面店はお店によって変わりますが大きい店舗だとスタッフの人数が多いお店もあります。

スタッフの人数が多いと休みがとりやすく、連休するにしても人数が少ない店舗より気を遣わずに済むというのはメリットに感じました。

 

直営店・路面店のデメリットとして百貨店などの商業施設だと「ついでに寄る」、「目についたから立ち寄る」といったケースがあります。

しかし直営店・路面店はブランドの知名度によっては集客が少ないこともあります。

直営店・路面店は「ブランドの顔」といえる店舗も多いです。

 

ブランドの愛用者を接客できる専門知識。

顧客化、接客方法が求められることもあり、販売目標が高いお店もありますので努力や勉強をしないといけません。

 

百貨店などのテナント店・路面店だと結局どちらがいい?

 

百貨店などの商業施設に入っているテナント店と路面店のどちらがいいかは働く人によって違います。

絶対にこっちがいいということはありません。

 

例えば「集客もあって色んな人と交流できるほうがいい」というならば百貨店などの商業施設に入っているテナント店。

「服装や髪型の自由度が高いお店」で働きたいのであれば直営店・路面店。

自分が働くうえで何を優先したいかによって変わってきます。

 

筆者は負けず嫌いの性格、自分の趣味も充実させたいということで「スタッフの人数が多い」「他の店舗の売れている光景を見ずに済む」直営店・路面店がいいと感じました。

 

改めて百貨店などの商業施設のテナント店、路面店はどちらがいいかは人によって変わります。

どちらにもメリット・デメリットがあるので自分の働き方に合う職場を選ばられたらいいと思います。

 

もし今テナント店にいて直営店・路面店に移りたい。

反対に直営店・路面店にいてテナント店に移りたいと感じるなら転職をするのもひとつの方法です。

アパレル専門の転職サイトに登録するとさまざまな求人を知ることができます。

 



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百貨店などのテナント店か直営店・路面店で働くか悩んでいる人は今回ご紹介した内容がお役に立てば幸いです。

 

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HIRO

アパレル業界で働く30代。 ファッションビル・百貨店・セレクトショップでの販売・営業を経験。 カジュアルブランド~スーツブランドで得た経験から役立つ情報をご紹介します。

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