お客様に感謝の気持ちを込めて出す「サンキューレター」。
サンキューレターはアパレル店員に欠かせないツールのひとつです。
しかしサンキューレターに「書き慣れていない人」も多いです。
サンキューレターで多い悩みが「どんな内容を書けばいいのか?」「何を書いたらいいのか?」
「サンキューレターの内容がわからないから出すのをやめた」という人がいますが大変もったいないです。
サンキューレターは売上を取りたいなら、ぜひともやっておきたい仕事。
この記事ではアパレル経験10年以上。顧客0人から【年間売上8千万円】に到達するまで出していたサンキューレターの書き方と心掛けたいポイントをご紹介します。
サンキューレターで心掛けたいポイント
①.出来るだけ早く出す
②.丁寧に書く
サンキューレターの心掛けたいポイントとして「丁寧に書く」「出来るだけ早く出す」なんて当たり前なのでは?と疑問に思うかもしれません。
しかし実際に行動に移せない人は多いです。
出来るだけ早く出す
普段の業務をおこない、新しいお客様がご来店されたら接客。
サンキューレターを書き慣れていない人からすれば書く内容に悩んでしまうので、意外に進まないこともあり先延ばしになりがちです。
送る時期がどんどんと遅くなることも多いです。
挙句、いまさら出しても遅いだろうとサンキューレターを出すのをやめがちな人もいます。
サンキューレターを書き慣れていない人はすぐ終わると思っているかもしれませんが、意外と時間がかかるということを覚えておきましょう。
丁寧に書く
サンキューレターは出せばいいというわけではありません。
「丁寧な言葉遣い」「丁寧な字」で書くことが重要です。
サンキューレターをもらっても「汚い字」、「走り書き」、「殴り書き」で書かれた手紙は貰った立場として読む気が起こりませんし気分も悪いです。
これを聞くと、
「自分は字が汚いのでサンキューレターは出さないほうがいいのでは?」
と思うかもしれません。
「丁寧に書く」ということを意識すれば問題ありません。
筆者も「言葉遣い字」「字」には自信がありませんでした。
「丁寧に書く」ためにネットで言葉遣いを調べ、字は「ポールペン」を意識していました。
ボールペンでサンキューレターの印象は変わる?
選ぶボールペンでサンキューレターの印象は変わります。
ボールペンは字体が太いボールペンから細いボールペンまで幅広くあります。
太いポールペンと細いボールペンでは書く内容が同じでもサンキューレターの印象が変わります。
字に自信がない筆者はもともと太いボールペンでサンキューレターを書いていました。
読み返してみると太いボールペンで長く書いてみると「なんか読むのしんどい」「さらに字が汚く見える」「なんか威圧感を感じる」という印象でした。
太いボールペンでは読みにくさを感じたので細いポールペンを使い、読み返してみると「スッキリ」「読みやすい」「見やすい」印象でした。
サンキューレターを書くなら「細いボールペン」がおすすめです。
筆者は色々なボールペンを使った結果、「0.38のJETSTREAM」を使っています。
サンキューレターはどう書く?
サンキューレターを書くポイントは「感謝の気持ち」・「パーソナルなこと」・「アフターフォロー」を書くことがポイントです。
サンキューレターをどう書いたらいいかわからない人に例文をご紹介します。
◾️サンキューレター例文
先日はお忙しいなかご来店いただきまして誠にありがとうございます。
お求めいただいたお品物はいかがでしょうか?
ご試着の際は◯◯様の雰囲気にマッチしていとてもお似合いでした。ご愛用していただけると思います。
コーディネートやお使いになられてて気になることがございましたら遠慮なく◯◯まで申し付けください。
パーソナルなこと
今後ともよろしくお願い申し上げます。
簡単な例文をご紹介しました。
パーソナルなことが思いつかなければ「感謝の気持ち」と「アフターフォローをする」という文言だけでもいいです。
アフターフォローをするという文言はお客様からすればとても嬉しい一言です。
アパレル店員をしているとアフターフォローをするという一言は何かあったら面倒なので入れたくない一言だと思います。
しかし販売した以上、販売責任はあるので「売ったら終わり」と無責任にならず、お客様からの信頼を得るためにも必ず入れることをおすすめします。
サンキューレターでは次に繋がるパーソナルな内容を入れるのは難しいですが、入れるほうが次回のアプローチもしやすいので入れることをおすすめです。
【サンキューレター】パーソナルなことはどう書く?
サンキューレターで多くの人がつまづくのは「パーソナル」なことです。
しかし接客中のお客様の言葉を意識すれば書くことができます。
例えばお話のなかで黒色・シンプルな服が好きなお客様が「今年の冬はダウンが欲しい」と言ってたときの例文です。
パーソナルの例文①
お話のなかで今年の冬にダウンが欲しいと言われてましたが、当店でも◯◯様がお好きな黒色でシンプルなデザインのダウンが入荷予定です。また入荷しましたらご連絡しますので気軽にお立ち寄りください。
パーソナルな内容とは「私は◯◯様のの好みを把握していますよ」とうまく伝えることが大事です。
ほきにも接客のなかでお客様が今度ご旅行に行くというお話をされていたときの例文です。
パーソナルの例文②
ご旅行に行かれると言われてましたが、お仕事がお忙しいと思いますのでぜひ楽しんでリフレッシュして来てください。ご旅行のお話をご来店の際にお話を聞かせてください。◯◯様のお話を聞かせていただくことを楽しみにしています。
パーソナルなことを少しでも入れることで定型文の雰囲気をなくすことができます。
パーソナルな内容は接客中の言葉に耳を傾けていると色々と書くことが生まれます。
サンキューレターを書く際に接客内容を思い出し、自分流に次回のご来店・アプローチにも使える言い回しでパーソナルな書くこと意識すると良いです。
サンキューレターは「どんな内容を書けばいいのか?」「何を書いたらいいのか?」悩む人に心掛けたいポイント・書き方のポイント・例文をご紹介しました。
サンキューレターは書き慣れていない最初は考えるのが大変です。
しかし書き慣れてくると考える時間も減り、成果を得ると率先して書くようになっていきます。
筆者も次に繋げたいお客様は必ずサンキューレターを出すようにしています。
サンキューレターは「面倒」・「手間」と思うかもしれませんが、個人売上を上げたい、店売上を上げたい自分の顧客を作りたいと考えるなら必ず実践すべきと考えます。
【アパレル店員】サンキューレターは出す意味ある?アパレル経験10年以上の筆者がメリットをご紹介
ぜひともサンキューレターは出すようにしてください。
今回ご紹介した内容が皆様のサンキューレターの参考になれば幸いです。