仕事で多くの男性が欠かせない「革靴」。
革靴は多くのブランドがあり価格帯も幅が広いです。
「革靴、ファッションに興味がない」
「これから革靴を履いて仕事をする」
男性にとって「高い革靴」と「安い革靴」はどう違うのか?
どちらを選んで履くべきなのか?
と悩む男性は多いと思います。
高い革靴と安い革靴を履いた際のメリット・デメリット、どちらを選ぶべきか?をご紹介します。
1.高い革靴を履いた際のメリット・デメリットとは?
革靴、ファッションに興味がない男性からすれば革靴や服にお金はかけたくない。
出来る限り安い革靴で良い。
そんな男性も多いのではないでしょうか。
しかしスーツももちろんですが、良い革靴を履くことは多くのメリットをもたらします。
◇高い革靴のメリット
■見た目に高級感を演出
■何年も履くことができる
■履き心地が良い
■経年変化を楽しめる
■印象が良い
良い革靴はメリットが豊富です。
良い革靴は当然ながら使われている「素材」、「作り」にこだわって作られています。
上質な革を使うことで見た目に「高級感」と「品格の良さ」を演出してくれます。
革靴の作りは様々な製法がありますが、多くのメーカーで取り入れられている「グッドイヤーウェルト製法」で作られている革靴はソールの交換が可能。
ソールがすり減ってもソールの交換が可能なので「何年も履く」ことができます。
良い革靴は履いているうちに自分の足に馴染んでいくので、安物の革靴にはない「履きやすさ」が生まれます。
また時間が経つにつれて革は表情を変えていきます。
だんだんと色味が深くなり独特の艶が生まれます。
この経年変化は革靴の醍醐味であり、楽しむ男性も多いです。
良い革靴は見た目に高級感があるので、一目で良い革靴を履いているとわかるので、周囲からの印象も良くなります。
「靴だけで印象は変わるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、印象はかなり変わります。
聞いたことはあるかもしれませんが、
「人は見た目が9割」、
人の第一印象を判断する際、「見た目の視覚情報によって大きく判断される」
ということが言われています。
そのため靴が安っぽい、チープだと立場によっては悪い印象を持たれることがあります。
もちろん見た目だけが全てではないと思いますが、第一印象が悪ければ、まず話も聞いてもらえません。
仕事において印象は非常に重要であり、良い革靴は印象を良くしてくれます。
続いて良い革靴を履くことのデメリットについてご紹介します。
◇高い革靴のデメリット
■価格が高い
■履き続けるには手入れが必要
■保管方法も重要
■傷だらけになるような作業の場には不向きな傾向
(人によります)
良い革靴は素材・作りにこだわって作られているので、価格が高いというデメリットがあります。
靴に使われる革は牛や馬が中心。
動物由来の革はコラーゲン繊維で出来ています。
革は密に詰まった構造で厚みがあって丈夫。
しなやかさも併せ持っています。
しかし革はデリケートな素材のため、手入れや保管方法が重要となります。
雨で濡れたままや高温な場所、湿度が多い場所だと色落ちや形状変化、カビが発生することがあります。
「見た目の良さ」・「何年も続ける」には日々の保管と手入れが必要です。
手入れを苦に思わない男性からすればデメリットと感じないかもしれませんが、日々の手入れが億劫、面倒と感じる男性にはデメリットになってしまいます。
しかし良い革靴はデメリットを超えるメリットがあります。
2.安い革靴を履いた際のメリット・デメリットとは?
良い革靴のメリット・デメリットをご紹介しました。
安い革靴にもメリット・デメリットがあります。
◇安い革靴のメリット
■価格が安い
■気兼ねなく使える
■歩きやすい
安い革靴の最大のメリットは「価格の安さ」です。
価格の安い革靴は1万円以下はもちろん、お店によっては5千円以下でも販売されています。
靴にお金をかけたくない人からすれば非常に嬉しい価格です。
価格が安いので高い革靴に比べて傷がつくことを恐れず、気兼ねなく履くことができます。
価格が安い革靴は底がスニーカーのようであったり、アッパー(甲の部分)が合皮で柔らかかったりと「履きやすさ」があります。
◇安い革靴のデメリット
■見た目がチープ
■耐久性が低い
価格が安い革靴は当然ながらコストダウンするため、使われている「素材」や「作り」がチープ、安っぽいです。
良い革靴と並んだ場合、チープさは顕著に表れてしまいます。
立場やシーンによっては恥ずかしい思いをすることもあります。
作りでも耐久性が低く、ひどい場合は半年も持たないこともあります。
3.高い革靴と安い革靴どちらを選ぶべき?
高い革靴と安い革靴の2つのメリット・デメリットをご紹介しましたが、結局どちらが良いのか?
どちらが良いのかは使い方、履き方、人によっての価値観が違うので、どちらが必ず良いということは言えません。
個人的な見解としては「高い革靴」を履くことをおすすめします。
私の経験談となりますが社会人になりたての頃、安い革靴を頻繁に買い替えていました。
ダメだとわかりつつ、安い革靴なのでまた買えば良いかという気持ちで靴の手入れする気は全く起きませんでした。
良い革靴を買おうと思ったきっかけはある日の同世代の集まりです。
周囲の同世代の靴と見比べたとき、自分の革靴のチープさボロボロさが恥ずかしく思ったのがきっかけでした。
私は初めて高い革靴は購入する際は金銭的に厳しい。苦しい。と思いました。
しかし良い革靴を購入した結果、「買って良かった」と大変満足しています。
「素材」・「作り」にこだわった革靴を履いた際、履き心地はもちろん、見た目の良さに驚いたことを覚えています。
周りからも良い革靴を履いてると褒められたのも嬉しかった記憶として覚えています。
安い革靴の時は6千円〜8千円ほどの革靴を半年に一回ほどのペースで買い換えていました。
初めて良い革靴を購入してからおおよそ7年ほど経ちますが、今でも使っています。(手入れや保管、履き方にも気をつけています。)
私はこのような経験から安い革靴は購入の際は財布に優しくて良いですが、長期的に見ると良い革靴の方がコストパフォーマンスに優れていると感じるようになりました。
そのため個人的には「見た目」、「履きやすさ」、「何年も履ける」ため高い革靴をおすすめします。
初めて良い革靴を購入してから革靴の魅力を知り、今では革靴にハマっています。
4.私が初めて購入した良い革靴
私は初めて購入したブランドの革靴は「スコッチグレイン」です。
スコッチグレインは伝統と品質を守り上質な革靴を提供する高品質で日本人が履きやすいことで知られる有名な日本ブランドです。
スコッチグレインを選んだ理由としてブランド靴ながらも手が出しやすい価格、日本人の足に合う、高品質ということで選びました。
私は足が幅広のため革靴を履いた際、足の小指が痛くなるということが多かったです。
スコッチグレインは幅広のサイズがあり、品質も良く、価格も手が出しやすいので購入しました。
形はビジネス、冠婚葬祭のどんなシーンでも使える「黒のストレートチップ」を購入しました。
今でも使いやすさ、履きやすさから重宝しています。
高い革靴・安い革靴のメリット・デメリット、どちらを選ぶべきかをご紹介しました。
今回ご紹介した内容が皆様の革靴選びの参考になれば幸いです。